ここで紹介するのは、日本人で世界を舞台に活躍する写真家です。彼らの様々なスタイルから写真の本質を学んでいきましょう。
ホンマタカシ
クールで対象と距離をとった写真が特徴。過剰に感情を刺激しない写真は、見る人の想像力を穏やかに燃え上がらせてくれる。
90年代にはロンドンに渡り、カルチャー雑誌『i-D』で多様な写真表現を試みた。帰国後もファッション雑誌などで活躍しながら、写真集のリリース、展示会の開催等で高い評価を得る。
荒木経惟(あらきよしのぶ)
アラーキーの愛称で親しまれる日本の写真家。ヌード写真で有名であるが、その生々しい臨場感は、日常のスナップ写真でこそ遺憾無く発揮されている。海外のアーティストからの評価も高く、間違いなく日本を代表する写真家のひとりである。